FAQs
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逐次通訳は、話し手が適当な長さで話しを区切り、通訳者は聞いた分だけ通訳していく方法です。通訳者は話し手が話したのとほぼ同じ長さで訳出します。大幅に短くなることはありません。
同時通訳の場合は、文字どおり話し手の発声と並行して同時に訳出し始め、話し手より数秒遅れる程度で訳し終えます。この場合は話し手、聴衆、同時通訳者それぞれが話し手の声と通訳者の声の両方を一度に聞かなくて済むように同時通訳ブース、マイク、ワイヤレスレシーバーとヘッドホン、といった機材が必要となります。
ウィスパリングは機材を用いない同時通訳のようなもので、通訳者は最高2名の聞き手のために話し手の発言を同時にウィスパリング(ささやく)します。
イベントの主催者として通訳の種類を選択する際には「時間」「予算」「雰囲気」に留意すべきでしょう。
時間:たとえば同じ1時間の講演でも、逐次通訳の場合、実際に講演者が話すことのできるのは30分間になります。残りの30分は通訳者の持ち時間です。同時通訳になると、講演者も通訳者も1時間ずつの持ち時間になります。
3ヶ国語以上を使用する行事を逐次で通訳すると、たとえば話者が日本語で話した内容を日独通訳者がドイツ語に訳出し、日英通訳者が(あるいは独英通訳者が日独通訳者の訳出をベースに)英語に訳出し、と3倍の時間が必要になります。これでは、話しているほうも聞いているほうも間が抜けてしまいますので、3ヶ国語以上を使用するイベントでは同時通訳をお勧めします。
予算:同時通訳の場合は同時通訳ブース、マイク、ワイヤレスレシーバーとヘッドホン、といった機材が必要となります。自前の機材がない場合は技術者込みでリースしなければなりません。この場合、聴衆の人数に比例してレシーバーとヘッドホン数も増えるため、リース料が嵩みます。また、逐次通訳の場合は拘束時間3.5時間以内の業務はひとりの会議通訳者で大丈夫ですが、同時通訳の場合は原則二人の会議通訳者が必要になりますので通訳者にかかる報酬も倍になります。
雰囲気:晩餐会等の格式ある席ではヘッドセットをつけるのを嫌うお客様がいらっしゃるかもしれません。女性の場合は髪の乱れも気になるでしょう。また、テーブルの上をコードが這うのは見苦しいと思われる方もいらっしゃるでしょう。そういう場合は逐次通訳をお勧めします。
時間の要素と予算の要素を考えて短絡的にウィスパリングを選びたくなる場合があるかもしれませんが、ここで留意すべきことは、ウィスパリングの場合は通訳者の訳出を聞き取れる聴衆の数が限られていることと、ウィスパリングしていると周辺のお客様にとって迷惑になること、また、通訳者にとっては最悪の音響コンディションにおける業務であり、ベストパフォーマンスは期待できないことです。したがって、非常に限られた状況下でしか使えないのがウィスパリングです。
ちなみに、通訳者の立場からすると業務内容が逐次通訳であっても同時通訳であっても構いません。肝心なのは通訳の種類ではなく、通訳環境です。すなわち、事前に資料は提出されるのか、室内の音響はどうか、マイク等の機材は揃っているか、通訳者は何人いるのか、といったことが重要なのです。通訳環境さえ整っていれば、逐次通訳であれ同時通訳であれ、通訳者としてのベストパフォーマンスをお約束できます。
西洋言語間の通訳の場合、逐次通訳に対する報酬のほうが同時通訳に対する報酬より高額です。これは、プロフェッショナルな逐次通訳(話し手を中断しない、内容を逐一通訳する、文章として質の高い訳文)が通訳の最高峰であることを反映しています。
日本語の場合は若干事情が違います。日本語と西洋言語間の相違が大きいため、同時通訳の域に達する者がすくなく、そのためか同時通訳のほうが難しいと思われがちです。しかし、同時通訳者として経験を積めば積むほど、逐次通訳の難しさに改めて気付かされます。したがって、私は同時通訳と逐次通訳のあいだに難易度の違いはないと考えます。
本当に質の高い通訳を求める場合、逐次通訳で拘束3.5時間(途中で30分間の休憩)を超えるイベントの場合は、最低2名の会議通訳者を手配してください。それが無理な場合は90分毎に15分間の休憩を入れてください。
同時通訳の場合、拘束3.5時間(途中で30分間の休憩)以内のイベントであればプロの会議通訳者2名で充分です。拘束3.5時間(途中で30分間の休憩)を超えるイベントの場合は、最低3名の会議通訳者が必要です。
通訳者のベストパフォーマンスをご希望であれば、事前に通訳者一人ひとりにすべての資料(日程案、参加者名簿、講演原稿、過去の議事録、企業・商品パンフレット、ほか)を使用される全ての言語で渡してください。また、日独語あるいは日仏語の行事であっても、英語の資料がある場合は、併せてお渡しください。どの資料が必要で、どれが不要かを選択できるのは通訳者であって、お客様ではありません。通訳者には職務上の守秘義務がありますので、資料の内容を外部に漏らすことは決してありません。
閉じる室内の音響如何ではマイクが必要となります。たとえばパーティーやレセプションでは大勢の人で会場がざわめいているので、話し手と通訳者に1本ずつマイクが必要です(通訳者はメモを取るので、スタンドマイクのほうが良い)。少人数のセミナーやレクチャー(round table)の場合はマイクは不要ですが、会場周辺がうるさかったり、長時間にわたる場合は通訳者の声(喉)を保護する意味でマイクを用意してください。企業視察、工場視察、現場視察などの場合は、ワイヤレスマイクとレシーバーが不可欠です。
閉じる お話をされる方は、通訳者のことを考える前に、聴衆のことを考えてください。自分が聴衆だったら、分からない言語を10分も20分もじっと聞いていられるだろうか。あるいは話者として自分が10分間話した後に、通訳者が訳出しているのを10分間じっと横で聞いているのは格好の良いことだろうか、手持ちぶさたにならないだろうか、と考えてみてください。そういたしますと、余り長く話されるのは好ましくないことがおわかりいただけるのではないでしょうか。
しかし、「宜しくお願いいたします」で切られても通訳者としては困りますし、「笑い話を一行ずつ区切って話すから、一行ずつ訳してね」といわれても対応のしようがありません。メッセージがまとまったところで区切っていただくのが聴衆にとっても通訳者にとっても、ひいては話し手自身にとってもベストです。なお、「絶妙の通訳者の使い方」に関しては篠田顕子、新崎隆子共著『英語は女を変える』、株式会社はまの出版、1992年、277頁以降をご参照されることをお勧めします。
ちなみに、プロの会議通訳者は、20分程度のスピーチは一気に訳せるような訓練を積んでおりますし、原則として話し手を途中で遮ることもいたしません。聴衆への配慮はあくまで話される方の責任でお願いします。
現状では「通訳者」「翻訳者」というのは法律で定義されていない、誰もが自称できる職業です。一般的にみて、西洋言語の通訳者の場合は大学あるいは専門機関で通訳学および通訳技術の専門課程を修了した者が「会議通訳者」と名乗っているようです。日独語の通訳者の場合は、同時通訳もできる通訳者が「会議通訳者」と名乗っているようです。
閉じる「通訳ガイド」の国家試験は、1次試験が外国語の筆記試験、2次試験が外国語の会話試験、3次試験が日本の地理、歴史、文化、一般教養に関する筆記試験です。すなわち、ドイツ語圏の通訳者養成機関の卒業試験のひとつにある「20分間のスピーチを一気に逐次通訳する」ような「通訳技術」を試される試験はないのです。ですから、「通訳ガイド」は「日本国内で日本語以外の言語で観光ガイドをする者」ということで、一流の「ガイド」の目安ではあっても、「通訳者」の目安ではありません。日本では現在日独通訳の正式な資格試験の導入を検討中と聞いています。導入されれば将来的にはこの資格も目安のひとつになるかもしれません。
閉じる 難しいですね。現状では「通訳者」「会議通訳者」「翻訳者」というのは法律で定義されていない、誰もが自称できる職業です。
ドイツでは、大学や専門養成機関を終了した通訳者は「Dipl.-Dolm.」(通訳士)、翻訳者は「Dipl.-Übers.」(翻訳士)という肩書きを与えられるので、ひとつの目安となりそうなものですが、現時点(2006年6月)では、日独語通訳者を養成している大学も養成機関もありません。以前はノルトライン・ヴェストファーレン州の商工会議所が日独後の通訳者・翻訳者の試験を実施していました。この試験に受かった翻訳者は「Staatlich anerkannter Übersetzer」(州認定翻訳者)、通訳・翻訳者は「Staatlich anerkannter Übersetzer und Dolmetscher」(州認定翻訳・通訳者)という資格を得られました。2003年頃よりノルトライン・ヴェストファーレン州はこの試験を行なっておらず、ラインラント・プファルツ州の学術・継続教育・研究・文化省が類似試験を行なっています。また、ドイツ連邦通訳者・翻訳者連盟(BDU)、ドイツ連邦会議通訳者連名(VKD)や国際会議通訳者協会(aiic)の会員となるには様々な基準を満たさなければならないので、これもひとつの目安となるでしょう。
なかには、上述の肩書きをひとつも持っておらず、どこの団体にも所属していなくとも優秀な日独通訳者がいらっしゃいます。ですから、通訳者をお探しの際は、通訳者に業務を依頼したことのある人・機関に推薦してもらうのが一番良いでしょう。重要な行事の場合は、お客様がご自身で事前に試験してみるのも一案です(この場合、通訳者は交通費、拘束日手当等の経費を計上いたします)。たとえば逐次通訳のシミュレーション試験の場合は訳出の言語能力だけでなく、きちんとメモを取っているかどうか、話者を遮って訳し始めたりしないかどうか、話者が話した時間と通訳者が訳出に要した時間が大幅に違わないか、といった点をチェックされると良いでしょう。
FAQs
FAQs
Dolmetschen (engl.: interpretation) ist eine mündliche Wiedergabe des Gehörten in eine andere Sprache. Übersetzen (engl.: translation) ist eine schriftliche Wiedergabe des Geschriebenen in eine andere Sprache. Nicht alle Dolmetscher*in übersetzen, und nicht alle Übersetzer*in dolmetschen. Der Oberbegriff beider Berufe lautet Sprachmittler.
閉じるKonsekutivdolmetschen: Durch das Wort „konsekutiv“ (auf etwas folgend) wird bereits deutlich, dass der/die Dolmetscher*in mit seiner/ihrer Verdolmetschung beginnt, sobald der/die Redner*in aufgehört hat zu sprechen. Die Dauer einer Verdolmetschung wird in etwa genauso lang sein, wie die Rede des/r Redner*in selbst, nicht länger, aber auch nicht wesentlich kürzer.
Simultandolmetschen: Wie das Wort „simultan“ (gleichzeitig) verdeutlicht, findet hier die Verdolmetschung fast zeitgleich mit der Rede statt. Um aber alle Anwesenden (Redner*innen, Zuhörer*innen, Dolmetscher*innen) nicht durch zwei gleichzeitig zu vernehmende unterschiedliche Sprachen zu verwirren, muss in diesem Fall eine Kabine mit einer Dolmetschanlage und dazugehöriger technischer Ausstattung (Mikrophon für die Redner*innen, Empfangsgeräte für die Zuhörer*innen) vorhanden sein.
Flüsterdolmetschen: Das Flüsterdolmetschen ist quasi ein Simultandolmetschen ohne Kabine, wobei der/die Dolmetscher*in maximal zwei Zuhörern das Gesprochene simultan ins Ohr flüstert.
Die Bezeichnungen „Dolmetscher*in“ und „Übersetzer*in“ sind rechtlich nicht geschützt. Deshalb kann sich jeder „Dolmetscher*in“ und/oder „Übersetzer*in“ nennen.
Bei den europäischen Kollegen habe ich den Eindruck, dass sich diejenigen „Konferenzdolmetscher*in“nennen, die diplomiert sind, also eine Dolmetscherausbildung abgeschlossen haben. Bei den japanischen Kollegen nennen sich diejenigen „Konferenzdolmetscher*in“, die in der Lage sind, sowohl konsekutiv als auch simultan zu arbeiten.
Aus der Sicht des Veranstalters müssen drei Kriterien in Erwägung gezogen werden: Dauer, Finanzen und Atmosphäre.
Dauer: Bei einer Vortragsveranstaltung von einer Stunde Länge, kann der/die Redner*in Beispielsweise nur 30 Minuten sprechen, wenn er/sie konsekutiv gedolmetscht wird. Die restlichen 30 Minuten entfallen auf die Verdolmetschung. Bei einer simultanen Verdolmetschung können Redner*in wie Dolmetscher*in jeweils die vollen 60 Minuten in Anspruch nehmen.
Bei Veranstaltungen, bei denen in mehreren Sprachen gearbeitet wird, kann man – im Hinblick auf die Zeit – nur das Simultandolmetschen empfehlen.
Finanzen: Beim Simultandolmetschen muss der Veranstalter eine Dolmetschanlage inklusive eines Technikers anmieten, es sei denn, man ist im Besitz einer eigenen hausinternen Ausstattung. Proportional zur Anzahl der Zuhörer (Gäste, Teilnehmer*innen, usw.) werden auch die Leihgebühren für die Empfangsgeräte steigen.
Ein weiterer Aspekt sind die Honorare für die Dolmetscher*innen: Für eine bis zu 3,5 Stunden dauernde Veranstaltung kommt man in der Regel mit einem/r Dolmetscher*in aus, wenn es sich um konsekutives Dolmetschen handelt. Beim Simultandolmetschen geht man grundsätzlich von mindestens zwei Dolmetschern aus, so dass die Honorare entsprechend steigen.
Atmosphäre: Bei einem hochrangigen Bankettessen sollte man beispielsweise bedenken, dass kunstvoll frisierte Damen mit Ohrschmuck keinen Kopfhörer (Empfangsgeräte) tragen möchten. Oder dass eine verkabelte Festtafel billig wirken könnte. In solchen Fällen wäre das Konsekutivdolmetschen zu empfehlen.
Nach obigen Überlegungen könnte man meinen, dass das im jeden Fall Flüsterdolmetschen die optimale Dolmetschart sei. Allerdings muss man hierbei bedenken, dass lediglich zwei Zuhörer den/die Dolmetscher*in verstehen können, und das Flüstern des/der Dolmetschers/Dolmetscherin von Anwesenden, die nicht auf die Arbeit des/der Dolmetschers/Dolmetscherin angewiesen sind, als Störung empfunden wird. Außerdem stellt das Flüsterdolmetschen für den/die Dolmetscher*in die schlechteste Arbeitsbedingung dar, da der/die Dolmetscher*in in den meisten Fällen unter unzureichenden akustischen Bedingungen zu arbeiten hat und so den/die Redner*in nur mit Mühe verstehen kann.
Letztendlich macht es für eine/n professionelle/n Konferenzdolmetscher*in allerdings keinen Unterschied, ob er/sie konsekutiv oder simultan zu dolmetschen hat. Wichtiger als die Dolmetschart sind die Arbeitsbedingungen:
- Liegen Unterlagen vollständig vor?
- Wie sieht es mit der technischen Ausstattung bzw. akustischen Umgebung aus?
- Wie viele Dolmetscher*innen sind im Einsatz?
Wenn die Arbeitsbedingungen optimal sind, kann ein Konferenzdolmetscher – unabhängig von der Art des Dolmetschens – eine Verdolmetschung in optimaler Qualität anbieten.
Im west- und mitteleuropäischsprachigen Raum ist das Honorar für einen Konsekutiveinsatz höher als für einen Simultaneinsatz. Der Grund hierfür ist, dass ein professionelles Konsekutivdolmetschen (den/die Redner*in niemals unterbrechen, lückenlose Wiedergabe der Rede, druckreife Verdolmetschung) tatsächlich eine schwer zu erbringende Meisterleistung darstellt.
Im Japanischen liegt eine andere Situation vor. Es gibt nicht viele gute Dolmetscher*in, die simultan im Japanischen arbeiten, weil die Unterschiede zwischen Japanisch und einer europäischen Sprache größer als zwischen zwei west- und/oder mittleuropäischen Sprachen sind. Deshalb könnte man der Meinung sein, dass das Simultandolmetschen schwieriger sei, als das Konsekutivdolmetschen. Allerdings weiß ein/e gute/r Simultandolmetscher*in um so mehr um die Herausforderung eines hervorragenden Konsekutivdolmetschens. Ich selbst sehe deshalb zwischen den beiden Arten des Dolmetschens keinen Unterschied des Schwierigkeitsgrades.
Konsekutivdolmetschen: Um eine wirklich qualitativ hochwertige, professionelle Verdolmetschung realisieren zu können, sollten beim Konsekutivdolmetschen, das inklusive einer 30-minütigen Pause länger als 3,5 Stunden dauert, zwei Konferenzdolmetscher*innen engagiert werden. Ist dies, aus welchen Gründen auch immer, nicht möglich, sollte darauf geachtet werden, dass nach 90 Minuten eine viertelstündige Pause für den/die Dolmetscher*in eingelegt werden kann.
Simultandolmetschen: Eine Veranstaltung, die inklusive einer 30-minütigen Pause länger als 3,5 Stunden dauert, würden professionelle Konferenzdolmetscher*innen zu zweit meistern können. Bei einer Veranstaltung, die länger dauert, sollten mindestens drei Dolmetscher*innen in der Kabine arbeiten.
Weitere Informationen können Sie unter https://aiic.de/service/beratung/teamgroesse/ (Homepage des Internationalen Verbandes der Konferenzdolmetscher aiic Region Deutschland) entnehmen.
Um eine qualitativ gute Leistung zu erhalten, sollte der Auftraggeber versuchen, möglichst alle Unterlagen (Programm, Teilnehmerliste, Redebeiträge, Protokolle der vergangenen Sitzungen, Unternehmens- und Produktbeschreibungen, usw.), in den Konferenzsprachen, den Dolmetschern zugänglich zu machen. Für eine/n Japanisch-Dolmetscher*in sind auch englischsprachige Unterlagen hilfreich, auch wenn er/sie selbst nicht in englische Sprache arbeitet.
Letztendlich kann ein/e professionelle/r Dolmetscher*in selbst am besten entscheiden, welche Unterlagen er/sie benötigt und welche nicht. Da der/die Dolmetscher*in an eine Schweigepflicht gebunden ist, wird er/sie die erhaltenen Informationen keineswegs anderwärtig verwenden. Andernfalls macht sich er/sie strafbar.
Je nach akustischen Bedingungen können Mikrophone notwendig werden. So sollte beispielsweise bei einer Ansprache anlässlich eines Empfanges nicht nur der/die Redner*in ein Mikrophon bekommen, sondern auch der/die Dolmetscher*in. Ein Standmikrophon wird bevorzugt.
Im Falle eines länger andauernden round table-Gespräches wäre ein Mikrophon ebenfalls wünschenswert. Anderenfalls besteht Gefahr, dass sich der/die Dolmetscher*in heiser redet. Bei Besichtigungen ist eine transportable Sende- und Empfangsanlage wichtig, damit trotz Lärm (Fabrik, Verkehr, usw.) die Kommunikation zwischen allen Anwesenden reibungslos klappt.
Ein/e Redner*in sollte in erster Linie an die Zuhörer denken. Kein/e Zuhörer*in wird es gerne haben, minutenlange Ausführungen in einer ihm/ihr unverständlichen Sprache über sich ergehen zu lassen. Andererseits wird es einem Redner oder einer Redner selbst nicht gefallen, nach Beendigung seiner/ihrer Ausführung nun seinerseits/ihrerseits minutenlang der Verdolmetschung lauschen zu müssen, der in einer ihm/ihr unverständlichen Sprache seine/ihre eigenen Ausführungen wiedergibt. Am besten ist es, nach einer Sinneinheit zu stoppen, um dem Dolmetscher oder der Dolmetscherin die Möglichkeit zum Dolmetschen zu geben.
Hierbei spielt die „Sinneinheit“ eine wesentliche Rolle. „Ich werde jetzt einen Witz Satz für Satz erzählen, den Sie (der/die Dolmetscher*in), bitte schön, Satz für Satz dolmetschen." ist eine ziemlich schlimme Situation für eine/n Dolmetscher*in, weil er/sie nicht voraussehen kann, wohin das Gespräch führt. Das Dolmetschen – insbesondere zwischen zwei völlig andersartigen Sprachen wie dem Deutschen und dem Japanischen – ist keine eins-zu-eins-Übertragung der Wörter. Der/die Dolmetscher*in muss erst den Sinn einer Aussage verstanden haben, bevor mit der Verdolmetschung begonnen werden kann. Der/die Redner*in sollte daher nie in der Mitte eines Satzes bzw. einer Sinneiheit unterbrechen.
Ein/e professionelle/r Konferenzdolmetscher*in ist in der Lage, eine Rede bis zu einer Länge von etwa 20 Minuten an einem Stück zu dolmetschen. Er/Sie wird einen Redner oder eine Rednerin nie dazwischenfahren, um mit der Verdolmetschung zu beginnen. Es sollte die Aufgabe des Redners oder der Rednerin sein, an seine Zuhörer zu denken, damit sich diese nicht langweilen.
Zu dieser Frage gibt Ihnen die Region Deutschland von aiic (Internationaler Verband der Konferenzdolmetscher) auf ihrer Homepage eine umfassende Antwort: https://aiic.de.
Auf der gleichen Homepage sind auch die „Hinweise für Redner” unter https://aiic.de/service/beratung/rednerhinweise/ zu finden.
Die Bezeichnungen „Dolmetscher*in“ und „Übersetzer*in“ sind rechtlich nicht geschützt. Deshalb kann sich jeder „Dolmetscher*in" und/oder „Übersetzer*in“ nennen.
Diejenigen Kollegen, die in Deutschland eine Hochschulausbildung als Dolmetscher*in oder Übersetzer*in abgeschlossen haben, führen den Titel „Dipl.-Dolm.“ oder „Dipl.-Übers.“, der als ein Qualitätssiegel angesehen werden kann. Leider wird z. Z. an keiner der Hochschulen eine Dolmetscherausbildung in den Arbeitssprachen Deutsch und Japanisch angeboten. Früher hatte die Industrie- und Handelskammer des Landes Nordrhein-Westfalens eine recht anspruchsvolle Prüfung für Übersetzer und Dolmetscher in den Arbeitssprachen Deutsch und Japanisch im Bereich Wirtschaft abgenommen. Deshalb waren die von NRW vergebenen Titel „Staatlich anerkannter Übersetzer“ und „Staatlich anerkannter Übersetzer und Dolmetscher“ als Qualitätssiegel zu verstehen. Leider hat Nordrhein-Westfalen diese Prüfung eingestellt. Spätestens seit Mai 2003 führt das Ministerium für Wissenschaft, Weiterbildung, Forschung und Kultur des Landes Rheinland-Pfalz eine ähnliche Prüfung durch.【Dieser Abschnitt wird noch überarbeitet, da die Universität Heidelberg einen Masterstudiengang Dolmetschen in Japanisch gestartet hat und einige Bundesländer ebenfalls staatliche Prüfungen eingeführt haben.】
Schließlich sind Mitgliedschaften in den Berufsverbänden BDÜ (für Übersetzer*innen, Dolmetscher*innen, Konferenzdolmetscher*innen) sowie VKD und aiic (beide für Konferenzdolmetscher*innen) ebenfalls als Anhaltspunkte für eine/n gute/n Dolmetscher/in zu sehen, da für die Aufnahme in diesen Verbänden entsprechende Qualitätskriterien erfüllt werden müssen.
Allerdings gibt es auch Kolleginnen und Kollegen, deren Arbeitssprache Japanisch und eine EU-Sprache sind, die keines der o. g. Kriterien erfüllen, und trotzdem gute, erfahrene Konferenzdolmetscher*innen sind, deren Arbeitssprache Japanisch und eine europäische Sprache ist. Wenn Sie eine/n Dolmetscher*in in der Arbeitssprache Japanisch suchen, wäre es am besten, sich an andere Institutionen oder Firmen zu wenden, die bereits mit deutsch-japanischer Verdolmetschung Erfahrung gesammelt haben. Natürlich können Sie auch Dolmetscher zu einer hausinternen Prüfung einladen. Hierbei müssen Sie allerdings die Reisekosten und ein Ausfallshonorar übernehmen. Achten Sie beim Konsekutivdolmetschen auf folgende Punkte:
- Wie ist die sprachliche Qualität?
- Macht sich der/die Dolmetscher*in Notizen?
- Wartet er/sie, bis der/die Redner/in zu Ende gesprochen hat, oder fährt er/sie ihm dazwischen?
- Ist die Dauer der Verdolmetschung in etwa genauso lang, wie die Rede selbst?
Ob ein/e Dolemtscher*in über eine lange Berufserfahrung verfügt, können Sie auch an folgenden Punkten erkennen:
- Achtet er selbst auf das Arbeitsumfeld (Dauer, Akustik, Anlage, Anzahl der Dolmetscher*innen, usw.)?
- Fragt er/sie nach Unterlagen?
- Entspricht seine Honorarvorstellung dem Marktpreis der Konferenzdolmetscher*innen?
- Kann er bei Bedarf andere Konferenzdolmetscher*innen benennen?